【素人でも簡単】ユンボをメンテナンスして長持ちさせる方法

最新情報
ユンボ

ユンボ、いわゆるバックホーは、危険な作業を伴う大型の機械です。建設現場をはじめ農業の場でも小型のバックホーは広く使われていますが、その詳しいメンテナンス方法についてご存じでしょうか?

定期的なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばし故障の少ない状態を維持することができるようになるでしょう。

ここでは、簡単にできるバックホーのメンテナンス方法を紹介します。ぜひ日々のルーティンとして加え、バックホーの長寿命化を目指してください。

▼ ▼ ▼

農機具ランドあぐり家はプロの査定スタッフが常駐しており、スピーディーに適正な査定金額をご提示します。出張査定無料!古い・動かない農機具でも買取可能です。

農機具買取申込み



ユンボ(バックホー)の点検・メンテナンスはなぜ必要なのか

バックホーは定期的な点検・メンテナンスが必要ですが、その理由は「それをしないと故障するため」です。

バックホーは大型の機械のため、さまざまな部品で成り立っています。そのつなぎ目部分の潤滑や動作部分の摩耗に気を配らなくてはなりません。それだけではなく、基幹部分であるエンジンは手入れを行わないと取り返しのつかない故障につながる可能性もあります。

そのため、故障の一歩手前のタイミングで清掃や手入れを行うのではなく、きれいな状態を保つためのメンテナンスが故障を予防するために必要とされているのです。

短期メンテナンスを行いたい部分

メンテナンスには、短期間で頻繁に行いたいメンテナンスと、長期間のうち一度だけ行えばいいメンテナンスがあります。ここでは高い頻度で行っておきたいメンテナンスを紹介します。

作動油の点検・補給

作動油が汚れすぎていないか、オイル量が規定(HighあるいはFullとLowの間)より減りすぎていないかを確認します。オイル量はすぐに目検でチェックできるため、毎日のルーティンにしましょう。

オイルが減っているのが確認できれば、補給します。ただし、油量は温度により変化する可能性もあるため、規定量ギリギリまで補給・放置しないほうが安全です。
作動油が汚れていた場合は、交換が必要になりますが交換の目安は5000時間程度と長期スパンです。

細かい部品へのグリスアップ

部品と部品の隙間には、潤滑油が必要です。潤滑油は動作をスムーズにさせるだけではなく、摩擦を防ぎ焼き付き防止にもなります。

外装に近い部分だと、土砂を嚙みこんで摩耗しやすくなる特徴があるため、念入りに点検するのがよいでしょう。アタッチメントに関してはできれば毎日、グリスアップ(給脂)します。

ラジエータ・ラジエータキャップの清掃と点検

ラジエータはエンジンの冷却を担う機関です。冷却が甘くなるとエンジンのオーバーヒートにもつながりうるため、できれば毎日確認しましょう。

冷却水の量を確認し、少なくなっていれば補給します。ラジエータキャップが汚れていた場合は清掃し、損傷していた場合は交換します。

なお、冷却水とラジエータキャップの交換目安は1年です。

エンジンオイルの点検・補給

エンジンオイルはエンジンの焼き付きを防ぎ、密封・冷却・洗浄・防さび効果も併せ持ちます。日常的なチェックを心がけましょう。

やけど防止のために必ずエンジンが冷えた状態で、オイルゲージを抜いたあとに布でふき取り、再度挿しなおしてエンジン量を確認します。オイル量が少ない場合は補給し、汚れている場合は交換を検討します。

なお、エンジンオイルの交換目安は3か月から6か月程度です。

エアフィルターの清掃・交換

エンジンや油圧機器への異物混入を防ぐのが、エアフィルターです。アウターフィルターとインナーフィルターの2種があります。
フィルターは目詰まりを起こしていないかを目検で確認し、詰まっているようであれば外側に向かって飛ばして清掃(エアブロー)します。

清掃していてもいずれはエアブローで飛ばしきれなくなるため、定期的な交換が必要です。

排煙の色や音に異常がないか確認

排煙は、異常がなければ色はつかずほぼ無色です。毎日の稼働時に確認するようにしましょう。

色がはっきりと見える場合は、異常がある印です。白煙で匂いを伴うなら「オイル上がり」や「オイル下がり」などの不完全燃焼が起きている可能性があります。この場合は定期的なオイル交換で回避できます。
黒煙や青みを帯びた煙も異常なため、注意して確認しましょう。

バックホーは保管方法にも配慮して長寿命化

メンテナンスを規定通り行うだけではなく、保管方法にも気を遣うことでさらに長期間、快適にバックホーを使用することができるでしょう。

たとえば倉庫内など屋根のある場所に保管する、土砂の上ではなくコンクリートで固めた場所に置く、使わないときにはカバーをかけるなど、限られたスペースでもできることがあります。

直射日光や風雨を避けて保管することで、劣化を抑えることができるのです。

バックホーの寿命(耐用年数)は「農業用」の利用であれば7年とされています。この7年はできるだけ故障が少なく済むように、ちょっとした工夫でもしておきたいところです。

中古のバックホーはここに注目!

買い替えで中古のバックホーを購入したいと思っている人は、メーカー・機種のみで判断するのではなく、ぜひ購入の前に故障歴や修理歴、使用時間(アワーメーター)などを確認しましょう。

今後も使い続けるためにはどれだけ残りの時間稼働できそうかを見極める必要があります。その販売業者が、すぐに使える状態で販売しているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

ユンボを売却するなら農機具専門買取業者のあぐり家へおまかせ

ユンボ(バックホー)の寿命は約7年ですが、それよりもできるだけ長く、あるいはできるだけ故障させずに使っていきたいものです。

バックホーのメンテナンスをしっかり行い、寿命を全うした後は買い替えの時期となるでしょう。その際は農機具専門の買取業者、あぐり家へぜひ相談してください。

あぐり家では壊れた農機具や古い型の農機具もすべて相談可能です。修理に精通した整備士がいるため、本来の機械の価値を見極め、適正な値付けを行っています。

また、販売前にはすぐに使えるように修理を施しているので、急な買い替えにも対応可能です。LINEや電話で相談を受け付けていますので、まずは気軽にご相談ください。

LINE査定はこちらから

この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

農機具をお売り下さい
査定無料!最短即日お支払い!
pagetop