コンバインの買取をしてもらうとき押さえておきたい基本の流れ!

コンバイン
赤いコンバインを倉庫で保管している

コンバインは主に米や麦を収穫するときにお世話になる農機具です。今まで長く使ってきたコンバインを売却したいと考えたときには、まず相場価格を知っておくことが重要です。

売却する前に何を準備しておけばいいのか、知っておくべきことや必要な手続きがないか不安になっている人は、ここで売却までのひと通りの流れを説明していくので参考にしてください。

ある程度の相場を知っていることで、不当に買い叩かれず適正価格で売却することができるでしょう。できるだけ良い見積もり額を出してもらうために、相場価格を下げてしまうポイントや、逆に相場価格より上げるポイントも紹介していきます。

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農機具ランドあぐり家はプロの査定スタッフが常駐しており、スピーディーに適正な査定金額をご提示します。出張査定無料!古い・動かない農機具でも買取可能です。

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古いコンバインを高く売るためのポイント

コンバインの査定額は、市場である程度決まっています。10年や20年使っていた古いコンバインでも、需要があり高く買取してもらえることがありますので、要注目です。

メーカーに注目!古くても買取査定が可能

どこのメーカーの農機具かということは一番に見られます。日本製であれば品質や性能面で信頼度が高く、基本的に需要が高くなる傾向にあります。

農機具全般的に新品はとても値段が高いため、代わりに中古で購入する人もいます。価格が高いだけに中古の需要は高く、きちんとメンテナンスし綺麗に使われたものは長く使えるため、セカンドオーナーに好まれます。

つまり品質面で安心な日本製のコンバインで、大事に使われてきたものは中古とはいえ長く使える期待が持てて人気というわけです。また、日本製ならば海外での人気が高いという事情もあります。

人気のある日本製のメーカーはイセキ、クボタ、ヤンマー、三菱などがあります。これらのメーカーのコンバインは、古い年式や、もうエンジンがかからないものでも、諦めずに信頼できる買い取り業者に査定をしてもらうことをおすすめします。買取業者の専門の修理スタッフが修理をすることで、再び現役として稼働できることがあるからです。

なお、買取相場はコンバインの条件にもよりますが、平均的に20万円〜50万円程度がよく見られます。
実際の条件と価格は、「あぐり家」の買取事例を参考にしてみてください。

https://www.agri-ya.jp/

また、買取査定でも高額が期待できるメンテナンス方法は以下を参考にしてください。
農業初心者でも安心!コンバインのメンテナンス方法を分かりやすく解説

刈り条数に注目!多いほど高額査定も

コンバインには刈り条数というものがあり、これが相場価格に影響してきます。

コンバインの適切な刈り条数は地域や農地の規模によって異なり、全国的に普及している3条刈りや4条刈りが需要が高くなる傾向があります。

コンバインは大きく分けると2種類あります。主に稲刈りに使用されている自脱型と、大豆やトウモロコシなどに使用される普通型です。

自脱型の方が構造が複雑で選別機能が高くなっていますが、その分メンテナンスにも配慮していかなければなりません。手入れが不足して動かなくなってしまうのは、自脱型が多いでしょう。

年式とアワーメーターに注目!新しいもの、稼働時間が短いものは高値に

コンバインを中古で購入したい人は、なるべく新しいもの、長く使っていけるものを探しています。つまり年式が重要な決め手となってくるわけです。アワーメーターの実際の稼働時間も判断材料の一つになってきます。短いほど機械の状態が良い場合が多いため、高く査定されがちです。

もちろん外見や内部構造の状態が良いものや、便利な機能が備わっているとさらに需要が高くなります。

あぐり家での買取相場

ヤンマーのコンバイン買取価格事例
型式:Ee35
年式:1998〜
買取金額:150,000円

2条刈りの水冷2気筒ディーゼル、11馬力。袋取り、HST、パワーステアリングなどがついています。

型式:AJ330
年式:2008〜
買取金額:1,700,000円

自脱型3条刈りの30.3馬力、軽油。グレンタンクが付属していて、丸ハンドル。

クボタのコンバイン買取価格事例
型式:ER211
年式:2007〜
買取金額:450,000円

ディーゼルエンジンの11馬力。「2条全面楽刈」、ワンタッチで刈り取り作業の準備ができる「楽刈ボタン」、自動で刈り取り部分の高さ調節ができる「楽刈フィット」など搭載。

型式:ARN216
年式:2006〜
買取金額:600,000円

2条刈り、15.5馬力のディーゼルエンジン。370Lグレンタンクや折り畳み式オーガー、自動こぎ深さ制御などがついている。

各メーカーでの新品価格の目安は、以下の記事を参考にしてください。
コンバインの価格目安は?相場観から寿命と手入れ方法まで紹介

壊れたコンバインを手放す前に修理も検討

コンバインの売却前に自分で修理をすると、高く売れることがあります。場合によっては手間がかかってしまったり修理代が高くなってしまうことがあり、修理を自分でするかどうかは条件を見て判断しましょう。

故障を直せば使える場合もある

動かなくなったと思っていたコンバインが、修理をしたら動くようになったということも珍しいことではありません。状態次第では現役に戻れる可能性があるのです。

コンバインの修理は刈り条数や、複雑な構造ほど修理代は高くなる傾向があります。修理代はコンバインの状態や業者の修理技術にもよるので、複数の業者に見積もりを依頼した方が安心です。

主な修理としては、ベルト部分の摩耗・破損があります。刈り取り部分、駆動部分、脱穀部分、わら処理部分にそれぞれのベルトが使われていて、うまく動力が伝わらないことでコンバインが動かないケースがあります。

そのほかにグリス不足や配線も原因になりえます。配線の不具合は危険なため、気付いたら早めに修理するのが良いでしょう。コンバインは稲刈り後の稲詰まりや、絡まりを取り除いてから収納していくとトラブルが少なくなります。

無理をせずに修理業者に相談してみることも重要

自分でできることは最低限しておくと、修理代やメンテナンス代の節約になります。そうはいってもコンバインの構造は複雑で、修理をするのは困難な場合が多く修理業者に相談した方が良いケースもあります。

慣れない修理をしようとしてけがをしたり、機械の状態を悪くしたりしては余計にコストがかかってしまいます。リスクやコストをなるべく低くしたいと思っているなら、まめに定期点検をして「何か変だな」と感じたときに修理業者に相談すると良いでしょう。

コンバインの買取ステップをチェック

買取業者に依頼するときには、一連の流れや注意点、必要な準備を知っておくと不安を減らせます。順番に説明していきますので、依頼前の参考にしてください。

1.  型番チェックと故障部分のチェック

買取の評価の際に最も重要な項目は、メーカーと型番や年式、車体番号(製造番号)です。あわせてアワーメーターもチェックしておくと良いでしょう。

籾(もみ)の排出タイプなどや故障歴、外観の大きな傷なども把握しておくと、あらかじめ大まかな査定額を出してくれるかもしれません。

そのほかコンバインの不調や気になる点をできるだけ詳しくメモしておくことで、電話での問い合わせをするときに役立ちます。

2.  査定価額をあげるための清掃と保管方法

状態の良いコンバインであれば評価が上がってきます。ここでは見た目を良くするためのポイントを紹介します。

まず、タイヤ周りやシートの泥汚れや草・わらを取り除き、シートなども掃除しておきます。外装や床面もチェックしてきれいな状態にして、ほこりや手垢なども落としておきましょう。外側の汚れはホースなどで水を流して泥を落とせます。

収納は屋内保管がおすすめです。直射日光に長く当たったままだったり、雨ざらしになると機械類の劣化が進むからです。屋内保管が難しいなら、シートなどをかけておくと良いでしょう。

3. コンバイン査定業者へ問い合わせ

準備が整ったら、コンバインの取り扱いがある農機具の買取業者に問い合わせましょう。
問い合わせでは、売りたい農機具の詳細情報を問われるのが基本です。現場にいるか、あらかじめメモをとるとスムーズに話が進みます。

買取業者の中には、電話での問い合わせで簡単に査定見積もりを出してくれる業者と、実際に現地で検分してからしっかりと見積もりを出してくれる業者がいます。

コンバインの高価買取を推進しているあぐり家 で、まずは買取の相談をして見積もりを出してもらうのも良いでしょう。しっかりと高価買取をしてもらうためのポイントを抑えている業者に頼むのがおすすめです。

コンバイン買取業者の選定ポイント

買い取り業者を選ぶ1番のポイントは良い評価や評判が多いことです。査定の際の態度はどうか、しっかりと機械をチェックして金額を出してくれるのかなど、業者の態度を確認してみましょう。

高価買取につなげるための業者選びとして、修理や整備士のいることや、扱っている農機具が多いこともポイントです。販売ネットワークが構築されていることも、高価買取につながるポイントです。

後々後悔しないようにしっかりと買取業者を見極めるために、以上のポイントを押さえておくと良いでしょう。

4. コンバイン売却に必要なその他の準備

コンバインの売却が決まったら、市町村役場の税務課などにナンバープレートを持っていき手続きをする必要があります。小型特殊自動車に該当する農耕車は、廃車の手続きをしておかないと、毎年小型自動車税がかかってしまうからです。

市役所に持っていくのは、ナンバープレートのほかに本人確認書類、印鑑、標識交付証明書があります。標識交付証明書が手元にない場合は、無くても差支えない場合もあるので市町村役場に問い合わせて確認してみてください。

忘れてしまわないようになるべく早めに手続きをしておきましょう。

コンバインの査定・買取は農機具専門買取業者へ相談

トを紹介してきました。単にごみとして処分するより、買取業者に依頼することでお金になるだけでなく、次の人にも大事に使ってもらえることにもつながります。

売却するときの査定ポイントを知っておくことで、買い取り業者に価格提示されたときも納得のいく価格になる可能性が高くなります。めったにはいませんが、中には悪質業者がいて相場価格より低い額を提示するかもしれません。

後悔しないために、しっかりとした買取業者に依頼しましょう。プロの整備士がいて農機具修理をしてもらえると、古かったり動かなくなったと思っていた農機具の修理の相談ができます。販売ルートが多くあることや、多くの農機具を扱っていたらさらに安心です。

動かなくなって処分しようと思っていたけれど、修理したらまだ使える場合もあります。農機具ランドあぐり家 では、業界ネットワークを活用し、適正価格での高価買取を実施しています。ホームページ以外にも電話での相談や出張査定は完全無料となっていますので、気になることがありましたらお問い合わせください。

この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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