農機具の処分には費用がかかる？手間なく処分できる方法をご紹介

2021/09/03（最終更新日：2023/01/06）草刈り機

使わなくなった農機具を倉庫に保管していて、「処分しようと思っているけど、どうしたらいいのか分からない」と戸惑われている方も多いのではないでしょうか。農機具を処分する方法はいくつかあります。農機具を買取に出す、下取りに出して新しく買い替えることもできます。

また、サビや傷がひどく農機具買取査定には値段がつかないだろうと思い、「金属スクラップ業者に出そうな」とお考えの方もいらっしゃると思います。このように農機具の処分はいろいろな方法がありますので、それぞれの特徴をご紹介していきます。

サビや傷がひどくても買取できる場合もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

粗大ごみに出す
下取りに出す
不用品回収業者に依頼する
スクラップにしてもらう
ネットオークションに出品する
農機具買取業者に依頼する
買取以外の方法は手間がかかる
まとめ

粗大ごみに出す

使わなくなった農機具はまず粗大ごみに出せるのかと疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。農機具は自治体において適正処理困難物に指定されているため、粗大ごみとしては捨てられません。また、大型家具や家電は粗大ごみとして戸別に回収してくれる自治体もありますが、農機具は回収してくれません。粗大ごみとして回収するのは一般家庭から出たごみと取り決められています。農業は一般家庭ではなく事業と見なされます。

農機具には小型のものでもエンジンやバッテリーが搭載されており、これらを部品ごとに分別するには、危険が伴うため専門的知識が必要となります。そのため、使わなくなった農機具を破棄するには、請け負い可能な業者に連絡して、費用をかけて破棄をしてもらいます。

下取りに出す

農機具を買い替えようかなとお考えの方はこの方法が最適だと思います。農機具の下取りとは、主に新しく農機具を購入する時、使わなくなった農機具を買い取ってもらうことを言います。農機具の買取金額は、購入代金から値引きします。

農機具を新しく購入することが前提ですので、買い替えを検討の方にはベストの方法です。業者によっては下取りしない、下取り価格がものすごく安い場合がありますので、あらかじめ買取相場を調べておく必要があります。

不用品回収業者に依頼する

農機具は粗大ごみに出せないので、不用品回収業者に依頼する方法があります。「不用品回収業者」とインターネット検索すると、住んでいる地域に対応する業者を簡単に見つけることができます。

不用品回収業者は電話依頼するだけで農機具を運び出してくれますが、処分費用がかかります。一般的には出張料として基本料金3,000円、それにプラス処分料金とオプション料が加わります。処分料金は農機具の種類・大きさによって変動します。

廃棄物の処理を依頼する場合は、廃棄物処理業の許可を受けた業者に依頼しましょう。

無許可の業者も多くあり、高額な処分費用を請求したりなど、トラブルも多く発生しています。依頼する場合は、複数の業者から見積もりを取り、慎重に検討したほうがよいでしょう。

心配な場合は、各自治体に相談すれば業者を紹介してくれる場合もあります。

スクラップにしてもらう

スクラップ業者に依頼すれば、大半の農機具はスクラップ処分することが可能です。スクラップとは農機具を解体する過程で出る鉄くずのことです。農機具は多くの金属が使われており、まだ使える資材もあります。その資材は鉄くずとして買い取ってもらうことができ、鉄くずの量に応じて金額が決まります。

資材として買い取ってもらえるのでお金にはなりますが、一般的に持ち込みとなるので、手間がかかります。スクラップ処分は鉄くずにすることが目的なので、まずは農機具に値段が付くのか農機具買取業者に査定を出してみましょう。

ネットオークションに出品する

最近では農機具を個人間取引で売買することも多くなっています。ヤフオク、メルカリでは多くの農機具が出品されています。

オークションは自分で価格を設定できますが、オークションで購入を考える人は商品の詳細情報を必要とするため、訴求が上手くいかなければなかなか売れません。自分で農機具の写真を複数枚準備し、説明文も分かりやすくかつ丁寧にまとめ、値段交渉などの問い合わせ対応、落札後の配送やアフターフォローも自分で行わないといけないため、とても時間と体力を使います。

「早く処分したい」人には不向きだと思います。

農機具買取業者に依頼する

農機具買取業者はインターネット、電話から査定依頼をするだけで、農機具がある場所まで出張査定、買取を行ってもらえます。農機具の買取価格は農機具の種類・メーカー、状態によって変動しますが、まとめ売りをすることで高い価格で売却することが期待できます。

壊れていたり、傷やさびがあっても買い取ってもらえることもあります。農機具のプロが査定するので、適正な価格で取引ができます。

買取以外の方法は手間がかかる

廃棄をするにはお金がかかり、スクラップ処分は自分で持ち込まないといけない、オークションは自分で運用・管理をしないといけません。これらの方法はなかなか手間や時間がかかり、売れない場合もあります。

まとめ

使わなくなった農機具は農機具買取業者に出張買取を依頼すれば、買取金額が即日現金お支払いとなります。すぐ処分でき、お金になります。

農機具を買い替えようかなとお考えの方は、下取りに出してみるのはいかがでしょう。

農機具はどんなに古かったり、壊れていても、中古市場では需要がある場合もあります。「家にある農機具は壊れていて動かないけど金額つくの？」と思うかもしれませんが、廃棄する前に一度買取査定に出してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス　営業本部
桑原翔
（Kuwahara Tsubasa）
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS（クラウド）のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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