背負い式刈払機はどう選ぶ?草刈りのコツやおすすめ商品も紹介

草刈り機
背負い刈払機

背負い式草刈り機は、比較的取り回ししやすいだけでなく、足腰への負担を軽減しながら作業できる優れものです。

その機能やパワー、草刈り性能の高さなどによって違いがあるため、その特徴をよく知ったうえでぴったりの商品を選びましょう。

この記事では、背負い式刈払機の特徴と選び方、草刈りをしていく際のコツと注意点などを紹介します。

刈払機

背負い式刈払機の特徴

背負い式刈払機は、平らな地面に対して草刈りしていく際に向いている機械です。地面に対して水平に刃が回転していくのが基本の作りで、その刃を動かしながら草を刈っていきます。

メリットは、肩から下げるので重みをあまり感じずに作業ができる点と、自分で自由に動かせるので細かい作業がしやすい点です。

ほかにも、家庭用でも使える軽量かつ安価なタイプから、業務用で使いやすいハイパワーなものまで、選択肢が広い点も挙げられます。

デメリットとしては、傾斜地やでこぼこがある地面、障害物の多い場所などでは、接地・接触して事故が起こるリスクがあることでしょう。上下左右に動かして避けることももちろんできますが、安定性には欠けるため接触した際の反動が危険です。

足元がしっかりしていないと、転倒して事故が起こってしまいやすいというリスクも見逃せません。

背負い式刈払機の選び方

背負い式刈払機は、使いたい場所の広さや刈り取りたい草の特徴、刈取速度などで選ぶと、環境にあった適切な草刈りを行っていけます。

ここでは、選び方について紹介します。

動力源

草刈りを効率的に行うことが最優先であれば、何よりもパワフルさを追求しましょう。

草刈り機の動力源は、充電式・電源式・エンジン式に分かれますが、その中でももっともパワーを発揮するのがエンジン式です。刈り取る範囲が広く、かつ作業時間を短くしたいのであれば迷わずエンジン式を選びましょう。

一方で、少しだけ使いたい場合や場所を問わずに気軽に使いたい場合は、充電式が便利です。充電式の場合は、バッテリーの容量によって稼働可能な時間が決まっているので、作業イメージと合うかどうかは事前に確認しましょう。なかには予備バッテリーが付属するタイプもあります。

重さ・パワフルさ

背負い式草刈り機は、必要な草刈り能率で選ぶ必要があります。具体的には、排気量や本体重量が数値的には重要です。パワフルな草刈り機であればあるほど、排気量が大きく、また重量も重くなっていく傾向にあります。

その重さに耐えながら作業できるかどうか、またどれほどのパワーが必要な作業なのかは事前確認が必要でしょう。強く固い草であれば、パワーがなければきれいに刈り取れない場合もあります。

重さ対策としては背負いバンドのフィット感で、体に合っていれば重さを軽減できます。

排気量の目安としては、25ccを基準にするとよいでしょう。それより多ければパワフルでそれなりの草刈りがしやすくなり、それより少なければ軽量かつ取り回しのしやすいものが多いです。

よりパワフルさを追求するのであれば、エンジンの構造に注目です。2サイクル式と4サイクル式があり、2サイクル式はパワーがありますが燃費が悪く、より軽く静音で燃費が良いのが4サイクル式です。

ハンドルの形状

背負い式刈払機は、ハンドルの形状も気にすると作業のしやすさが変わります。ハンドルの形状は、ループハンドル、ツーグリップハンドル、Uハンドル、バーハンドルなどがあります。

ハンドルのもち方は、作業環境やどのような草刈りをするかにかかわってくる重要なポイントです。

たとえば、広い平地では左右に動かしやすいUハンドルが便利です。両手で安定感のある持ち方ができ、水平に動かしやすいのが特徴です。一方で、左右への動きが得意な分上下の取り回しにはあまり向かず、結果として傾斜地など水平ではない土地での作業には向きません。

ループハンドルなら、片手でハンドルを、もう片方で棹を持って作業することで、上下左右への動きがより自由です。ただ、ハンドルが刃に近くなることで事故時のリスクは上がります。

狭い場所や障害物が多い場所であれば、細かいコントロールが効くツーグリップハンドルがおすすめです。

刃の種類

刃の種類は、草刈りの強度(切れ味)に関係します。種類としてはナイロンコード、チップソー、樹脂刃、金属刃などがあり、それぞれ切れ味とトラブル時の安全性の特徴を知ることが重要です。

切れ味としては、直感でもわかる通り金属製のものが高い切れ味を出します。それよりも強く固い草を切りたい場合はチップソー、安全性と切れ味のバランスを取りたい場合は樹脂刃と使い分けるとよいでしょう。

安全性については、以下の記事も参考にしてください。
草刈機の失敗しない使い方。事故例から学ぶ注意点と使い方のコツ

背負い式刈払機の操作のコツ

背負い式刈払機の操作の注意点は、草刈機全般と大きく変わりません。
地面や石・小枝などの障害物と接触しないようにする
固すぎる草や背が高すぎる草を刈る際には、絡みつかないように工夫する

上記2点を守ることが重要です。そのためには、刃を地面から浮かせた状態をキープしたり、刃を水平に保つように持ち方に気を付けたり、密集地や背の高い草を相手にする場合は複数回に分けて切るなどの方法があります。

詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
草刈機の正しい使い方は?初心者が安全に使うコツを解説

背負い式刈払機の主なメーカーとおすすめ商品

共立(やまびこ)

多くの草刈り機を生産しているメーカーですが、背負い式刈払機も12ものラインナップがあります。排気量だけでなく、ハンドルタイプやエンジンの始動方式も選択肢が豊富です。価格としては、ほぼ10万円以内程度で収まるところも嬉しいポイントです。

ゼノア

背負い式刈払機は5タイプが展開されていて、いずれも10万円台で販売されています。ゼノアの特許技術、「くるくるカッター」が搭載されているものもあり、操作性の優れた安全性の高い草刈り機を手に入れることができます。

ホンダ

ホンダの背負式仕様(チップソー仕様)の刈払機は、10万円以内程度で購入できる、排気量25ccのマルチな仕様です。

燃費の良さだけでなく、細かな使いやすさへの工夫がちりばめられています。たとえば自動傾斜エンジンによる姿勢維持の補助機能、疲れにくいグリップ、その他安全対策機能も付いています。

背負い式刈払機を中古で購入するならあぐり家へ

背負い式刈払機は、足腰にできるだけ負担をかけずに、かつスピーディな草刈りが行える便利な農機具です。およそ10万円ほどあれば買えるほどで、元々高額な機械ではありません。

ただし、農機具を使って便利に作業していこうとすればするほど、必要な機械は増え、金額がかさみがちです。少しでも費用を抑えていくためには、中古での購入も視野に入れると良いでしょう。

その点で、農機具専門で買取・販売を行なっているあぐり家はとても便利です。修理・メンテナンスを行なった上で、すぐに使える中古の農機具を幅広く販売しています。

刈払機

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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