農作業に欠かせない農機具が、突然動かなくなってしまったり故障してしまうと困ってしまいます。
突然壊れたらまず何をしたら良いのか、対応を迷わないためにも、まずはこの記事を見て対処法を確認しておきましょう。
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農機具が壊れたらどうしたらいい?
農機具は使用している途中に急に動かなくなったり、故障してしまうこともあります。作業の効率化のために使用するもののため、動かなくなると作業を進められなくなり非常に問題です。
できるだけすぐに対応するために、自分でできる範囲での対応方法を覚えておくと安心です。
壊れた場所の確認と取扱説明書での確認
まずは、どの部分に異常があるかを確認します。どの部分に異常があるかが分かれば、自分で対応できる範囲なのか、それとも業者に修理を依頼しなくてはいけない程度なのかがわかります。
農機具ごとのよくあるトラブルなどは、取扱説明書に記載があるケースがほとんどです。まずは取扱説明書を確認しつつ、故障箇所を探すようにします。取扱説明書がなければ、メーカーサイトを確認すると見つかる場合があるでしょう。
簡単な修理や部品の付け替えであれば、すぐに自分で対処したほうが安くスピーディな復旧ができますが、そうでない場合はまた別の選択肢が出てきます。
つまり、修理するのではなく買い替えのほうが長期的に見てコストパフォーマンスが優れている場合があるのです。
修理代が高くつくときや、故障が続いているとき、またより効率的な作業のために新しい農機具を検討している場合などは、修理よりも買い替えするのが良いことがあります。使用する農地が広くなったり狭くなったりしたときも、買い替えが適しているかもしれません。
農機具の故障の兆候や寿命などは、以下の記事も参考にしてください。
農機具の耐用年数は?故障の兆候や長く乗るための3つのコツも紹介
修理業者に確認・修理依頼をする
自分で対処できない部分が損傷箇所だったり、または異常の原因がわからなかったりする場合は、修理の専門業者に依頼するのが良いでしょう。
自分で対処が難しい箇所は、無理に修理をしようとするとむしろ悪化させてしまうおそれがあります。手に余るようだとわかった時点で続けるのはやめ、修理業者に対応してもらうようにするのが一番です。手持ちの工具ではなく専用の工具が必要な場合や、そもそも専門知識がないと扱えない箇所の可能性もあります。
繁忙期のせいで自分ではどうしても対応できないというケースも、依頼するのが結果的に良い場合もあります。不慣れな修理対応をすると時間がかかってしまいがちです。プロに任せることで、お金はかかりますが時間の短縮ができるだけでなく、プロの目を通して確認してくれるため、安全で確実な修理になるでしょう。
廃棄処分する
修理にお金がかかるし、今後も使う予定があまりない場合などは、廃棄処分も選択肢になるでしょう。
ただし、単純な廃棄処分であれば廃棄費がかかり、さらに廃棄のために持ち運ぶ必要が出る場合もあります。さまざまな廃棄物があり、まとめて処分してしまいたい時以外はあまりおすすめはできません。
農機具の買取業者に査定依頼をする
修理の選択肢がない場合、処分あるいは買い替えのために買取査定に出して現金化するという方法があります。
農機具は中古でも需要は高く、トラクターをはじめさまざまな農機具が中古として売られています。そのため、中古での買取でも一定程度の現金化が見込めるのです。
買取業者の選び方としては、売りたい農機具を多く取り扱っているか、設立年数がそれなりにあるか、販路が確立しているか、また修理ノウハウに長けているかなどを確認すると良いでしょう。しっかり売れる体勢があるところこそ、高価買取が期待できるためです。
なお、中古購入は農機具としての機能を持ちつつも、新品の何分の1かで購入できることから、まだ農機具を持ったことのない初心者から長年の農家まで活躍できる方法です。
農機具の寿命を伸ばすためのコツ
農機具の寿命を伸ばすためには、メンテナンスと保管場所に気をつけるのが基本です。
例えば、草刈機を稼働させれば土や泥の汚れが付着します。その汚れは、使用後にすぐに拭き取らないと劣化の原因になります。
そのほか、草刈機の刃、ナットなどの部品、エンジン部分、燃料など、使用前後にチェックするのも重要なメンテナンスの一つです。
事故を未然に防ぎ、また軽微な異常のうちに対処できるため深刻な故障になることも防げます。
保管に関しては、その農機具のサイズにもよりますが、倉庫などの屋内や屋根のある場所が適しています。雨や風、直射日光から守ることで、機械に余計な劣化要素を与えないで済むのです。
農機具を修理するメリット
農機具を修理すると、具体的にどういうメリットがあるかを整理しましょう。まず、修理の依頼代金がかからない点があります。最低限の金額しかかけずに、速やかに作業に戻れる点は大きなメリットです。
そして、修理依頼をすると、来てもらうのに時間がかかる場合もあります。待つ時間さえ惜しむような繁忙期だと、自分でできることには大きな意味が生まれます。
ただし、自分で修理するために部品を用意する必要がある場合、手元にないときは取り寄せなくてはなりません。時間を惜しむなら修理依頼にかけたほうが早いこともあるでしょう。
そもそも農機具の寿命はどれくらい?
農機具の寿命として画一的なものはありませんが、メーカーの保証期間や部品の保有期間から、あとどれくらい安全に稼働できるかを考えることはできます。
目安として、トラクターや田植え機など、アワーメーターや稼働時間での目安時間というものもあるため、参考にすると良いでしょう。
買い替えのベストタイミングは?
農機具は、基本的に7年の耐用年数と定められています。財産価値としての会計処理の際に使用する尺度ですが、買い替えの一つの目安として問題ないでしょう。
そのほか、故障の頻度の増加、稼働年数と価格のバランス、購入時と現在の環境の大きな変化など、さまざまな要素を鑑みて、タイミングをはかりましょう。
完全に修理不可能なほど壊れてしまう前には、さまざまな不調が出てくるのが一般的のため、その兆候をよく観察することでタイミングがつかめます。
また、新しい農機具が出たタイミングで、最新の機能を持つものに乗り換えることもできます。まだ使えるものであっても、古い農機具を買取査定に出して現金化し、費用を浮かせられる方法です。
効率を重視するか、今出せる費用で考えるか、今後の計画をどうするかでも、優先順位は変わってきます。現在の営農状況に合わせた選択をするのがおすすめです。
農機具は中古での買い替えがおすすめ
耐用年数を超えたり、農機具の修理が増えてきたりしたら、そろそろ買い替えのタイミングではないでしょうか?
繁忙期に突然致命的な故障をして、貴重な時間を浪費してしまうことになるよりも、事前に状態の良いものに買い替えておくと安心です。
中古の農機具であれば、新品ほどの価格はかからずに効率化の手段を手に入れることができます。きちんと整備・メンテナンスされた中古の農機具を扱っている農機具ランドあぐり家で、まずはお求めの農機具を探してみてください。
株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。