農作業に必須ともいわれるトラクターは、購入費用だけでなく維持費もかかります。維持費としては、燃料代、メンテナンス代、修理代のほかにも税金があるのでは?と疑問に思っている方もいるでしょう。
この記事では、トラクターにかかる税金と、トラクターの維持にかかる金額を詳しく解説していきます。トラクターの購入に迷っている人、支払うべき税金について気になっている人はぜひ参考にしてください。
▼ ▼ ▼
農機具ランドあぐり家はプロの査定スタッフが常駐しており、スピーディーに適正な査定金額をご提示します。出張査定無料!古い・動かない農機具でも買取可能です。
自分の敷地でしか使わないトラクターでも税金はかかる?
敷地内でのみ利用するトラクターでも、公道を走るトラクターもナンバープレート取得すると税金がかかります。まずトラクターは、主にその最高速度によって「小型特殊自動車」と「大型特殊自動車」に分けられます。時速35km未満が小型特殊、時速35km以上が大型特殊と覚えておくとよいでしょう。時速15kmでも大型免許がいるトラクターもあります。
多くのトラクターは「小型特殊自動車」で、「軽自動車税」がかけられます。これは所有することによって発生する税金のため、敷地内利用のみでも税金がかかるのです。
トラクターにかかる税金の種類
トラクターの種別によってかかる税金が違いますが、それぞれ詳しく紹介します。
小型特殊自動車にかかる軽自動車税
市町村によって金額が異なり、農耕用のトラクターはおよそ年間2000円や2400円程度に設定されています。
またナンバープレートの交付が必要となり、トラクターを所有し登録する際には自治体に申請が必要です。廃車時にはナンバープレートは返却します。
買い替えの場合も同じく返却し、新しいトラクターでナンバープレートの交付を申請します。なお、軽自動車税は4月1日時点で税金がかかり、年度の途中で廃車しても税金が減額・免除されるということはありません。
また、トラクター以外のフォークリフト、コンバイン、田植機、トレーラー、マニュアスプレッダなどの農業用の機械も軽自動車税の対象です。
大型特殊自動車にかかる固定資産税
大型特殊自動車だと、地方税法で定められている固定資産税がかかります。償却資産として申告が必要で、条件によって納税額は異なります。詳しくはトラクターを所有している土地の自治体に問い合わせてください。
トラクターの維持にかかる年間金額
では具体的に、トラクターの維持に必要な年間の金額を見ていきましょう。小型特殊か大型特殊かでかかる税金や必要な項目が異なるため、手元のトラクターがどちらに当てはまるかは確認しておいてください。
自動車税(小型特殊自動車のみ必須)
トラクターを所有してから廃車するまで、毎年かかる税金です。自治体によって金額が異なり、1台当たりおよそ2000円前後が相場となっています。大きい金額ではないとはいえ、壊れてしばらく使っていないトラクターでも同じ金額がかかるため、廃車手続きを行うか売却・処分を検討するのがおすすめです。
車検(大型特殊自動車のみ必須)
大型特殊自動車は、2年ごとの車検が義務付けられています。かかる費用は5万円程度ですが、保安基準を満たしていなかった場合は修理やメンテナンスの費用が別途かかる場合もあります。
点検とメンテナンス
点検とメンテナンスは、トラクターの日常の手入れ具合によってもかかる金額が異なってきます。例えば自分で十分な点検と整備が行えている場合、外部に依頼する必要はありませんが、依頼するとなると1回あたり1~3万円程度かかってきます。交換部品などの費用は別途で必要です。
タイヤ・ライトの交換やグリスアップなど、自分でできることが増えると、トラクターの管理もしやすく維持費も減らせてメリットばかりです。
トラクターの購入・廃車時にかかる金額
購入時は、トラクターの本体費用が掛かりますが、新品と中古で大きく金額が異なります。
また、廃車時にはナンバープレートの返却手続きを行えばよく、手続きの際に特別な費用は掛かりません。とはいえ、廃車の仕方によっては費用が掛かります。
単に廃棄処分をするならば、その処分費用が掛かります。処分費用は出張費用込みで5万円前後を見ておくとよいでしょう。
購入店で下取りをしてもらったり、農機具の買取業者等に売却するなら、費用は掛からないどころか価格がついて買い替えの原資にすることもできます。
トラクターの廃車を考えているなら、あぐり家で売却の査定を!
トラクターの機能が足りないので買い替えをしたい、あるいは壊れてしまってもう使わないという場合は、まずは買取査定を依頼していくらの値が付くかを確認してみましょう。
農機具専門の買取・販売業者のあぐり家では、熟練した専門の査定士が査定を行い、機械の価値を見極めて査定金額を提示します。古くても壊れていても、修理とメンテナンス技術があるため適切な価格を付けることができるのです。
トラクターだけでなく、耕運機や草刈機、コンバインなど幅広い農機具の取り扱いが可能です。
電話やLINEで気軽に相談可能です。まずはサイトを確認してみてください。
LINE査定はこちら
株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。