薪割り機があれば、斧を使わず楽に薪を割ることができます。斧をふるうために必要な労力や時間を削減でき、一定の品質で薪を作っていけるのが魅力です。
便利な薪割り機ですが、種類が様々ある中で適切な商品を見つけるのは難しいものです。この記事では、薪割り機の種類と特徴、そして状況に応じた選び方を詳しく紹介します。実際に薪を割っていく際に知っておきたいコツも紹介するので、ぜひ役立ててください。
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薪割り機とは?
薪割り機は、スピーディに大量の薪を作ることができる機械です。斧を長時間振るう力がなくてもたくさんの薪を割ることができ、薪割りにかかる体力と時間を削減できます。
一気に大量の薪を作っていきたい時や、少しの薪を適量欲しい時でも活躍します。薪を使うシーンとしては、暖房器具として暖炉で燃やすほか、薪ストーブにくべる、キャンプなどで焚火に使うなどがあります。
使う状況に応じて適切な機能の薪割り機を選ぶことで、コストパフォーマンスに優れた機械を導入できるでしょう。
薪割り機ができること
薪割り機ができることは、木材を薪として使えるように適度な大きさにカットすることです。
太い丸太の状態から薪の大きさまでカットするのは、のこぎりやチェーンソーでも苦労するほか、ある程度小さくしてから斧などで細かくするのも大変です。
水分を含んでいる丸太は特に重く、カッティングするまでは運搬自体が大変だという点も見逃せません。
薪割り機は、運搬が難しい丸太や細かくするには大きな労力のかかる丸太などを、安全かつ素早く処理できる機械といえます。
薪割り機を扱う際の注意点
薪割り機は、扱う丸太自体が重いことから、その操作には十分な注意が必要な機械です。切った丸太が危険な場所に落下しないための注意が必要ですが、カットする刃の安全性、誤作動やヒューマンエラーにも気を付けなくては重大な事故が起こる可能性もあります。
落下の安全策としては落下防止フレームが付いているか、ヒューマンエラーの防止としては誤作動防止フットペダルが付いているかなどにも注目し、正しい使い方を身に着けると良いでしょう。
たとえば、フットペダルがあるタイプの薪割り機は、ペダルを踏まないと作動しません。思いがけず作動してしまうことを防げるメリット、また手が空くためにカット中の薪を両手で支えられるメリットがあります。
落下防止フレームがあると、安定して木材を乗せられるため、手で支える必要がありません。
さらにタイヤがついている薪割り機であれば、楽に移動させられるため1人での作業も可能になります。薪割り機自体が重く嵩張る場合が多いため、タイヤの有無には注目しておくと良いでしょう。
薪割り機の種類
薪割り機の種類は主に動力源で分けることができ、手動式・電動式・エンジン式の3つに分けられます。パワフルさでいえば手動式>電動式>エンジン式で選ぶことができます。
● 少量・家庭用で使いたい場合は、手動式の薪割り機
● 電源のある場所で効率的に作業したいなら電動式の薪割り機
● よりパワフルに大量の薪を作りたいならエンジン式の薪割り機
エンジン式は、業務用として便利に使える一方で、騒音性が高い・エンジンやオイルのメンテナンスに手間がかかるなどのデメリットも存在します。
なお、電動式・エンジン式の薪割り機は、連続で1時間以上運転させないように注意書きが書かれているケースがほとんどです。機械内部やオイルの温度が上昇しすぎると故障の原因になり得ます。規定の時間内でいったん休憩するよう心がけましょう。
薪割り機の選び方と薪を割るコツ
動力以外にも、薪割りのパワー・割りたい丸太の太さ・薪を置く向きでも選択肢があります。それぞれの項目ごとに、選び方と割り方のコツを紹介します。
パワー(粉砕力)で選ぶ方法
薪割り機ではパワーをトン(t)で表します。パワーが大きいほど太く硬い丸太を割ることができるため、多くの薪を割っていく場合にはこのパワーの見極めが非常に重要です。パワーが強ければ強いほど、金額も高くなる傾向にはあるので、その点も注意して選ぶ必要があります。
10〜15t前後なら、40cmまでの木材をカット可能
直径30cmから40cm程度の木材を破砕できるのが、このあたりの粉砕力の薪割り機です。手動油圧式や電動、エンジン式いずれの種類でもこのパワーレベルが見つかるでしょう。
10tの破砕力があれば、硬い木でも割りやすいため木材の種類がそれほど限定されません。節の多い木や硬度の高い木も薪にできます。
20t前後であれば、大量の薪割りに便利
多くの薪が必要であったり、スピーディな作業が求められる場合は、20t前後の破砕力を持つ機種が便利です。
多くがエンジン式で、効率的な薪割りのための機能がついているものも。大きさがあるため保管場所を確保する必要があること、重いため移動が困難なのはデメリットでしょう。
薪を置く向きで選ぶ
薪割りをする際は、丸太を置く向きにも注目です。重く移動させにくい丸太は、横向きだと安定せず作業がしにくいというデメリットがあります。
さらに、地面から持ち上げずにそのまま作業できるタイプか、台に乗せなくてはならないタイプかでも負担が大きく異なります。
重く大きな丸太を割る場合は、地面に置いたまま作業できるタイプがおすすめです。縦向き・横向きどちらも対応しているとなお良いですが、どちらかといえば丸太の安定性が高まる縦置きタイプがおすすめです。
薪割り機の新規購入・買い替えならあぐり家へ
薪割り機は薪を少量使いたい人でも、大量に薪を割っていきたい人にもおすすめできる便利な機械です。
保管に場所は取りがちですが、力のいる作業を比較的安全に行うことができ、体力と時間を節約することにもつながります。
薪割り機をもっと手軽な金額で手に入れたいなら、中古での購入がおすすめです。あぐり家では、メンテナンス済みの中古薪割り機の販売をしているほか、使えなくなった薪割り機の買取も行っています。
買取に関しては、LINEや電話で簡単な査定を事前に行うことも可能です。まずは気軽にご相談ください。
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株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。