石が飛ばない草刈機の使い方!機種とアタッチメントの紹介も

草刈り機
草刈り

草刈機(刈払機)を使用するとき、石に当たって飛んでしまい、思わぬ事故になることもあります。人に怪我をさせる危険性や、物に当たって壊れてしまう危険性があるだけでなく、草刈機が痛むことも見逃せません。

この記事では、できるだけ石を飛ばないようにする使い方と、飛びにくいタイプの草刈機・アタッチメントを紹介します。

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草刈機で石が飛ぶ危険性と取扱の注意点

草刈機を使用して石が飛ぶのは、回転する刃に当たって弾き飛ばしてしまうからです。石が飛ぶとどれだけ危険なのか、またどう気をつければいいのかを紹介します。

草刈機での飛散距離と方向

草刈機を使っていると、刈った硬い草や茎、落ちていた枝や石を飛ばしてしまうことがあります。あるいは、草刈機の刃が欠けて飛んでしまう場合もあります。

草刈機の使用による飛散物は、草刈機による事故としては珍しいものではありません。平成29年の消費者庁・国民生活センターの調査によると、草刈機の刃のカケラが目に飛んできてしまう事故が確認されています。

さらに、国民生活センターが飛散物の飛距離と速度について、事例の調査とテストを行っています。

テストの条件として、約20~30㎜の大きさを地面に配置した状態で、エンジン式の刈払機の刈刃を接触させています。結果として、4枚刃は67.8m、8枚刃で30.2m、チップソー(40枚刃)は飛散なし、ナイロンコードカッターは16.9mの飛散が確認されています。

また、飛散速度は、4枚刃が最も早く約130km/h、次に8枚刃が約76km/h、ナイロンコードカッターが約48㎞/hという結果になりました。

刃が石に当たる部分が大きいほど飛びやすく、反対に刃が密に並んでいるなどで石を噛み込みにくい形状をしていると飛散しにくいということがわかっています。

こうした飛散物による事故防止のため、草刈機の使用前には石や枝の除去を行い、さらに15m以内に人がいないことを確認するように注意喚起がされています。

平成29年 消費者庁・国民生活センターニュースリリース「刈払機(草刈機)の使用中の事故にご注意ください! 」

その他草刈機を扱う際に気をつけるべきこと
草刈機での事故を起こさないためにも、気を付けておいたほうが良いことはほかにもあります。主なものは以下のとおりです。

草刈機自体の点検
動作不良時の対策
キックバック対策
転倒対策

草刈機が急に動かなくなった時こそ、指や足の怪我などにつながりやすくなります。事前に草刈機の動作不良が起こらないか点検を行うのは重要です。

さらに、動作不良時にはすぐに電源やエンジンを切るように徹底しましょう。電源・エンジンが入ったまま、動作が止まっていた原因を取り除くと、急に作動し始めて思わぬ事故につながりかねません。

さらに、キックバック対策も行っておくと事故防止に役立ちます。草刈機が異物にぶつからないように気をつけるだけでなく、安全装置のついたものを選んだり、防刃のズボンを履くなどの保護具を身につけると良いでしょう。

転倒対策としては、足場の確保や足元の安全確保のために踏みしめやすい靴を履くなどができます。

飛散しにくい草刈機の使い方

飛散しにくい草刈機操作のポイントは、以下の2点です。

無理のない姿勢で行うこと
地面ギリギリで刈らないこと

腰をかがめる、あるいは草刈機が重すぎるなど、体に負担のかかる姿勢で長時間草刈りをしていると危険です。バランスを崩して倒れないよう、また草刈機の刃の向きを誤ってキックバックにつながらないよう、無理のない姿勢で操作しましょう。

また、背の高くなってしまった草を刈る際は、地面ギリギリではなく数センチ上を狙っていくようにすると物にぶつかりにくくなります。数回に分けて刈っていくのも安全性が高くおすすめです。

草刈機での飛散防止の対策アイテム

草刈り機の飛散物対策として、草刈機自体の「飛散防止カバー」はまず考えることだと思いますが、他にもできる対策があります。

飛散防止ネットの設置やヘルメット・ゴーグル・イヤーマフの着用、長袖長ズボンの作業着などもおすすめです。

石が飛びにくい草刈機のタイプ

そもそも石にぶつかっても飛散しにくいタイプの刃を装着する、という方法もあります。その場合は、以下のタイプを選んでいくと良いでしょう。

チップソー
ナイロンコードカッター
ハサミ刈り方式(アタッチメント)
バリカン式(ヘッジトリマー)

2枚刃や4枚刃など、刃の枚数が少なければ少ないほど石が飛びやすいため、飛散防止を重視するのであれば刃が多いものや飛びにくい構造をしている刃を選びます。

石が飛ばないおすすめ草刈機

【クボタ】バリカン / AZ50

バリカン式の石が飛びにくい構造で、スムーズに草刈りできる草刈機です。両手でしっかりとハンドルを握れるため、姿勢を崩さずに無理のない操作ができるでしょう。

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【スター農機】牧草モア / HRM0900

どっしりしたタイヤとエンジン式のパワフルさが特徴の草刈機です。牧草を綺麗に高さを揃えつつ刈れるタイプで、地面との接触を避けて安全性高く作業できます。

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【マキタ】肩掛式刈払機/MBC230D

充電式で手軽に持ち運び作業できる、ハンディな草刈機です。枚数が多いタイプの刃がついているため、効率的かつ石が飛びにくい草刈りができます。

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草刈機を買い替え・新規購入するならあぐり家をチェック

草刈機で安全に、かつ効率的に草刈りをしていくなら、それなりの性能や安全対策が必須です。

草刈機の購入代金をできるだけ抑えつつ、草刈りを行っていくためには、中古で購入するというのもおすすめの選択肢です。

農機具ランドあぐり家では、トラクターや油圧ショベルなどの大型農機具をはじめ、草刈機や管理機などの小型な農機具も取り扱っています。買い替えや新規購入の際は、ぜひあぐり家のウェブサイトでチェックしてください。

買い替えの場合は、現在手元にある草刈機の買取査定も行えます。まずはLINEや電話でご相談ください。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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