カウンターフォークリフトとは？リーチ式との違いと使い分け

2023/10/05（最終更新日：2023/10/05）最新情報

カウンターフォークリフトは、物流現場や倉庫、農業などで活躍する機械です。フォークリフトにはさまざまな種類がありますが、カウンターフォークリフトならではの特徴を押さえると、適切な機種選びに役立ちます。

この記事では、リーチフォークリフトとの違いや、使い分け方について紹介します。

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目次

カウンターフォークリフトとは？
カウンターフォークリフトのメリット・デメリット
カウンターフォークリフトの活躍シーン
カウンターフォークリフトに必要な資格
カウンターフォークリフトを中古で買うならあぐり家へ

カウンターフォークリフトとは？

フォークリフトは、油圧によって重い荷物や資材を持ち上げ、運ぶことができる車です。

車体にはフォークが付いていて、そのフォークにパレット（荷物を乗せるための台座）を差し込み、あるいは荷物の下にそのまま差し込み、持ち上げます。その仕組みからフォークリフトと名付けられているのです。

人の手では持ち上げるのが難しい荷物を軽々と持ち上げ運搬できるため、大量の荷物を移動させるのに役立ちます。フォークを昇降させることで、高いところに荷物を乗せることまで可能です。

カウンターリフトは、カウンターバランスフォークリフトとも呼ばれています。フォークリフトの中でも車に似た構造と仕組みをしています。座席とハンドルが付いていて、前方にフォーク、後方に重りが付いている構造です。

重りが付いているため、フォークで重いものを持ち上げてもバランスが取れるようになっています。重りが足りないと、バランスを崩してフォークのほうに傾いてしまい、危険です。

安定して荷物を運べるように重りがかなり入っているため、フォークリフト自体の重さも相当です。安定感がある分、比較的大きめで小回りはききにくくなっています。

動力としては、バッテリーのほか、軽油・ガソリン・LPガスなどで動くエンジンタイプもあります。バッテリー式だと、バッテリー自体も重く、後方の重りの重量増加に役立っています。

フォークリフト全般に関しては、以下の記事を参考にしてください。
【農業者向け】フォークリフトのメーカーとおすすめの選び方を紹介！

リーチフォークリフトとの違い・使い分け

リーチフォークリフトは、以下のような特徴があります。

● 立ったまま操作する
● 車体がコンパクト
● 小回りがききやすい
● フォークを前後に移動させられる

小回りのききやすさとコンパクトさから、倉庫などの狭い場所で活躍するのがリーチフォークリフトと言えるでしょう。

フォークリフトのその他の種類については、以下の記事で詳しく紹介しています。
フォークリフトの種類は5つ！必要な免許や資格、使い方を紹介

カウンターフォークリフトのメリット・デメリット

カウンターフォークリフトのメリットとしては、以下の点が挙げられます。

● 座って操縦できる
● 安定感があり転倒しにくい
● 走行速度・フォークの昇降速度がある
● 重量物を運びやすい
● 屋内・屋外と汎用性が高い
● 比較的価格が安い

パワーと安定性・効率性に優れ、車のように座って運転できるのがカウンターフォークリフトです。

デメリットとしては、重く大きな車体のせいで小回りがききにくいことでしょう。

また、カウンターフォークリフトに限ったものではありませんが、重い荷物を上げ下げする、あるいは移動させるため、事故の危険がついてまわります。そのため、安全性への配慮が不可欠で、操作に注意が必要な点はデメリットの一つといえます。

カウンターフォークリフトの活躍シーン

カウンターフォークリフトは、安定して重量物を運べることから、屋内・屋外どちらでも活躍できます。例えば工場での入荷・出荷作業や、農作業での運搬などで役立っています。具体的な活躍の仕方として以下に簡単に紹介します。

入荷作業としては、資材などをトラックから荷下ろしし、倉庫や工場に運搬する際に使われます。また、運搬した荷物を倉庫内で整理するのにも役立ちます。パレットに載せた荷物を、落下しないように整然と積み上げていくのです。

もちろん、倉庫の整理をする際に、荷物を移動させていく時にも役立ちます。

出荷作業としては、完成した製品や輸送用に箱詰めしたものを工場・倉庫から運搬する際に利用します。また、倉庫に積み上げられた荷物の中から欲しいものを取り上げる際にも活躍します。

農作業としては、重量のある肥料や薬剤の運搬、出荷する作物の運搬、丸太やその他資材などの運搬・積み上げなどで利用できます。

カウンターフォークリフトに必要な資格

カウンターフォークリフトを操作するためには、フォークリフト免許とも呼ばれる技能講習修了証という資格が必要です。

仕事としてフォークリフトを操作するには安全性への配慮が必要で、そのための知識や技能を習得するための講習を受ける必要があります。その講習を受け、十分安全な操作ができると認められるのが、技能講習修了証の取得です。

18歳以上であれば誰でも受講することができ、合格率は高く難しいものではありません。

なお、最大積載荷重１トン以上のフォークリフトは、フォークリフト運転技能講習を受講したうえで試験の合格が必要です。合格してもらえるのが「フォークリフト運転技能講習修了証」といいます。

フォークリフトの運転や、管理方法に関しては以下の記事を参考にできます。
すぐに上達できる！フォークリフト運転のコツ4つを解説
フォークリフトで最低限するべきメンテナンスは？ポイントを抑えて効率営農を

カウンターフォークリフトを中古で買うならあぐり家へ

カウンターフォークリフトは、その最大荷重にもよりますが、数百万円単位で費用がかかります。工場や倉庫、農業で効率化できるため、非常に便利ですが決して安い買い物ではありません。

しかし、新車で購入すると高いですが、中古であればかなり費用を抑えつつ購入することもできます。

農機具ランドあぐり家では、トラクターや管理機などのスタンダードな農機具をはじめ、フォークリフトや除雪機なども取り扱っています。

整備されすぐに使える状態で販売しているため、メンテナンス方法に自信がなくても安心して購入可能です。

まずはウェブサイトでカウンターフォークリフトの販売状況をチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス　営業本部
桑原翔
（Kuwahara Tsubasa）
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS（クラウド）のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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