動噴ノズルの選び方!用途に合わせたノズルで効率アップを目指そう

最新情報
動噴ノズル

動噴は用途に合わせ活用でき、農園で大活躍する機械です。除草剤から農薬散布、害虫対策まで使えて頼りになります。

動噴自体にさまざまなタイプがありますが、ノズルにも種類があります。このノズルをうまく使い分けることで、より効率的に作業ができるため、ぜひこの記事でノズルの選び方を確認してください。

▼ ▼ ▼

農機具ランドあぐり家はプロの査定スタッフが常駐しており、スピーディーに適正な査定金額をご提示します。出張査定無料!古い・動かない農機具でも買取可能です。

農機具買取申込み

動噴とは?

動噴とは動力噴霧器の略です。「動力=エンジン」を使ってパワフルにタンクに入った液体を噴霧していきます。動力の元は電気やガソリンで、手動で散布するタイプは動噴に入りません。

手動に比べ効率性を上げているためタンクは大きく、広範囲に散布する場合や、品質のために均一な散布が求められる場合に役立ちます。ごく小規模で頻繁利用が想定できない農園や家庭菜園レベルであれば、手動で十分といえるでしょう。

また、動噴は液体を散布しますが、固形を散布したい場合は肥料散布機や薬剤散布機など、別の機械が必要です。

動噴についての基本的な使い方などは、以下の記事をご覧ください。

動力噴霧器はどう使う?操作・活用方法とおすすめ商品を紹介

噴霧パターンと特長

ノズルの種類を詳しく見る前に、噴霧パターンの特長をおさえておきましょう。噴霧パターンで重複してしまうのを避けつつ、便利な使い分けを追求することができます。

直線タイプ

噴霧する範囲を絞り込んで、直線を描くように噴霧するのが直線タイプです。水圧が高いため、植物などを傷めないように気を付ける必要があります。

一方、遠くの対象へ届きやすくなり、例えば背の高い木の上部にも散布が可能です。

円錐タイプ

円錐状に、直線ほど絞り込んではいないものの広角ほどには広範囲に散布しない形状です。円の外縁部のみ散布するタイプと円の内側まで埋めるように散布するタイプに分かれます。

散布にはそこそこの勢いもあり、汎用性高く使用できるタイプといえます。

広角タイプ

扇のように広い角度で散布できるタイプです。いわゆる多頭口ノズルで主に使われます。

扇の端の部分は散布の量が少なくなりがちのため、扇の両端が少し重なるように多頭口ノズルを並べるのが均一な散布をするコツです。

動噴のノズルの種類と活用シーンを紹介

効率化を追求するため、動噴のノズルの種類と用途を紹介します。シーンに合わせて上手く使い分けつつ、思い通りの散布をしていきましょう。ただしメーカーによって水量・水圧の設定が異なるため、ノズルの種類だけでなく構造や特長を把握したうえで購入するのがおすすめです。

多頭口ノズル

噴口が二つ以上付いているノズルのことをいいます。先述のとおり広角タイプを重ねて使うタイプが多く、広い範囲に効率的に薬剤を撒けるのが特徴です。

広い農場で野菜や果物に掛ける際に重宝するでしょう。広範囲に撒ける分水圧は弱いことに注意が必要です。

鉄砲ノズル

鉄砲のように細く長い軌道で噴霧するタイプのノズルです。飛距離が長く、高圧なのが特徴です。飛距離の長さは水圧で調節ができます。

至近距離での作物散布には向かない一方、背の高い果樹などへの散布に効果的です。

飛散(ドリフト)低減ノズル

風が吹いてしまって、散布したい場所に散布できない、という悩みを解決するノズルです。噴霧粒子を大きくして、飛散(ドリフト)しにくい工夫がされています。飛散しにくいという特長から、除草剤の散布のために選ばれやすいのがこのタイプです。

ただし粒子が大きいため、噴霧量の調整が必要だったり、ムラが出ないよう散布を工夫する必要が出てきます。

霧なしノズル(泡ノズル)

除草剤を撒く際によく使われるノズルタイプです。散布の際に空気を含ませず、泡のように撒けます。狙った場所以外に付着しにくく、除草剤の効果を限定的に発揮することが可能です。

動噴を使う際の注意点

動噴を扱う際には、以下の点に注意しましょう。思わぬ事故につながることを防げます。

散布する液体を自分に掛けないようにする
涼しい時間帯を選んで散布する
作業後はタンク・ノズル・ホースを清掃する

液体は人が浴びたり吸い込んだりして安全なものとも限りません。健康を守るため、できるだけ風上から散布を行うよう、またあやまって自分にかかる位置にいないよう気を付けましょう。涼しい時間帯に散布を行うのも、蒸発で薬剤を吸い込まないようにするためです。

また、作業後に必ず清掃を行うことで、薬剤の混入による事故が防げます。

なお、ガソリンを燃料として使用する動噴を長期間保管する際は、燃料を必ず抜いて劣化を防ぎましょう。

動噴選び、ノズル選びに迷ったらあぐり家をチェック

動噴はどんな農家でも気軽に使用しやすい機械で、活用幅も広い便利さもあります。耐用年数は7年ほどですが、使用状況によっては5年にも10年にもなります。

故障が多くなってきたり、散布の効果で違和感が出てきたら、買い替えのタイミングかもしれません。これまで手動で頑張ってきたけれど、この機に動噴に乗り換えようと思っている人もいるでしょう。

農機具ランドあぐり家では、手動の噴霧器から動噴をはじめ、さまざまな農機具を中古で販売・買取している会社です。

専門の整備士が常駐しており、販売する農機具は基本的に整備済みのため、購入してすぐに使用することができます。アフターサービスとして初期不良対応も行っているため、万が一のトラブルがあっても安心です。

動噴選びに迷った際でも、電話やLINEで気軽に相談できます。まずはウェブサイトで動噴をチェックしてみてください。

LINE査定はこちら

この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

農機具をお売り下さい
査定無料!最短即日お支払い!
pagetop