【初心者向け】トラクターのタイヤ空気圧の点検と補充方法を解説

トラクター
トラクターのタイヤ

トラクターのタイヤの空気圧は、あまり重要と思っていない人もいるかと思います。しかし、効率的な農業を行っていき、かつ安全にトラクターに乗るためには案外重要な点検項目です。自分で空気圧の調整ができるよう、基本的な知識を学んでおきましょう。

ここでは、空気圧のチェックの仕方から、補充方法、点検時のポイントなどを分かりやすく紹介します。ぜひ覚えて役立ててください。

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トラクターのタイヤ空気圧に異常があるとどうなる?

タイヤの空気圧は、適切なラインが決まっていて、側面に記載されています。その基準より高すぎたり低すぎたりすると、故障や効率・燃費の低下につながるため、定期的な点検が必要です。

高すぎる場合は破裂してしまうおそれが、低すぎると歪みやひび割れを引き起こし、タイヤの寿命が短くなってしまうおそれがあります。

また、左右のタイヤで同じように空気圧が変化するわけでもありません。左右のタイヤでバランスが悪くなり車体が傾いてしまうと、結果的に転倒事故につながりやすくなります。



トラクターのタイヤ空気圧は定期的にチェックしよう

トラクターのタイヤは、メンテナンスの意味も込めて季節ごと、最低限年に1回程度は確認するのがおすすめです。
空気圧のチェックのついでに、タイヤ自体のチェックを行って異常がないかも確認しましょう。

空気圧の点検方法

トラクターのタイヤの空気圧は、空気圧の測定器を使ってチェックします。タイヤの側面、あるいはトラクターの取扱説明書で適切な空気圧を確認し、その数値から外れていないかを見ます。少なければ補充、高すぎる場合は減圧が必要です。

タイヤ自体の点検も忘れずに

タイヤの空気圧を確認する際は、タイヤ自体に傷が入っていないか、異物が刺さっていないか、溝が削れてしまっていないかなども見ておきましょう。

また、泥や汚れが付いている場合は、清掃しておくと異常に気付きやすいだけでなく、タイヤを長持ちさせることにもつながります。

タイヤの空気補充方法

空気を補充するために必要な道具
トラクターのタイヤの空気圧が低い場合は補充が必要です。その際に使う道具として、以下のいずれかを用意しておきましょう。

フットポンプ
エアーコンプレッサー
エアーチャックガン
タンク付ポンプ

空気圧も測定できる機能が付いているタイプが便利ですが、もちろん空気圧計を別に用意しても問題ありません。なお、減圧したいときのために減圧も可能なタイプだとより適切な管理ができます。

補充方法:空気圧を測りつつ、適切な量まで補充する

道具によって入れ方は異なりますが、ここでは簡単な使い方を説明します。これから道具を準備するという方は、選び方の参考にしてください。

フットポンプ

フットポンプは、その名の通り足踏み式の空気入れです。比較的安価に手に入れることができ、扱いは原始的な分単純です。とにかく空気を入れるだけの機能が欲しいのであれば、おすすめの道具です。

エアーコンプレッサー

エアーコンプレッサーは、電動で空気を入れることができる機械です。ものによっては価格が高くなりますが、空気圧計が付いているものや減圧機能が付いているものなどがあります。効率的に空気を計測・調節できるため、トラクター以外にもタイヤ付きの農機具が多い場合におすすめです。

エアーチャックガン

エアーチャックガンは、レバーを引くことで空気を補充することができるコンパクトな機械です。空気圧計・減圧機能が付いたものもあります。2000円台で売られているものもあるため、規格が合えばお得に使うことができます。

タンク付ポンプ

タンク付きのポンプは、自転車などで使われる空気入れです。タイヤの規模は違うものの空気を入れること自体はできるため、とりあえずの代用にすることができます。

補充したら空気圧を測定するのも忘れずに

空気圧は多すぎても少なすぎてもいけないため、補充中あるいは補充後に必ず空気圧を確認するようにしましょう。
入れすぎてしまった場合は減圧が必要なので、減圧ができる機器を準備しておくと便利です。

タイヤ空気圧点検時のポイント

タイヤの空気圧を点検する際には、

走行前の冷えている状態で行うこと
左右の空気圧をそろえること
精度の高い空気圧計を使用すること

の3つを押さえておくと失敗が少なくなります。また、もし頻繁に空気圧が減りすぎてしまう場合はタイヤやチューブに異常がある可能性があるため、異常部分を自分で探すか専門店に相談しましょう。

トラクターの不具合が多くなってきたら買い替えのタイミング

トラクターのタイヤやその他のメンテナンスをきちんと行っていても、不具合は出てきます。その頻度がこれまでと比べて異様に多くなったり、耐用年数を超えてきた場合は買い替えのタイミングかもしれません。

農機具専門の買取・販売業者のあぐり家では、専門の査定士がトラクターの状態をしっかりと見極め、適正な価格で買取価格を見積もります。丁寧に扱ってきたらそれだけ価格に反映されるため、期待できる人も多いでしょう。

買い替えの際、購入場面でもあぐり家で一括で任せられます。メンテナンスしてすぐに使えるようになったトラクターがそろっているため、忙しい時期での買い替えにも対応可能です。購入後の不具合がもし起きても、サポートが付いているので安心できます。

電話やLINEで気軽に相談可能なため、ぜひサイトからチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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