すぐに解決!除雪機でエンジンがかからないときの原因と対処法

除雪機
除雪機

除雪機が急に動かなくなった、いざ使おうとしたのに全く動かない…そんなトラブルが起こるととっさに対応しきれないものです。

ここでは、除雪機のエンジンがうまくかからないときの原因と対処法について詳しく説明します。

エンジンをうまく動かすためのコツや注意点もありますので、ぜひ参考にしてください。

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シーズン明けでエンジンが動かない原因と対処法

オフシーズンが終わり、雪が降っていざ使おうとしたときにエンジンがかからないときの原因はいくつかあります。以下の中で思い当たることがないか、まずチェックしてみましょう。

ガソリンが多すぎる/少なすぎる
バッテリーが上がってしまっていてセルが回らない
キャブレターやエアクリーナーが詰まっている
燃料コックが閉まっている
エンジンオイルの交換をしていない
正しい手順通りにエンジン始動を行っているか
チョークノブを適切に使用していたか

おそらくいずれかが当てはまるはずです。チョークの戻し忘れか、燃料コックの開け忘れ、あるいはガソリンの多寡によるものがよく見られる原因です。前シーズンでの手入れや、シーズン開始前の適切なガソリン注入で回避できることのため、毎年のルーティンにしておくとよいでしょう。

すべてのチェック項目をクリアしていてもエンジンがかからない場合は、プロに点検を求めたほうが安全です。

エンジンのハンチングが起こったりガソリンがどろどろになっていたりする場合も、自分での改善が難しいため修理・点検が必要です。雪を目前にして使えないとなると困ってしまうため、まずはシーズンになったら一回試しにエンジンをかけておくのが無難です。

動かしている途中で動かなくなった時の原因と対処法

除雪機を稼働させている途中で、急にエンジンがかからなくなってしまうこともあります。そういった場合の原因と対処法について見てみましょう。

よくある操作ミスの例

まずは、エンジンをかける手順を間違えてしまった可能性があります。冷静さを取り戻し、慌てず正しいエンジンのかけ方を思い出しましょう。

チョークレバーの操作を誤ってしまったために、エンジンかぶりが起きてしまった可能性も考えられます。エンジンがかかるまでは開く、動作時は閉じるという手順を徹底しましょう。

直前にエンジンを入れたのならば、入れすぎか、それで点火プラグが濡れてしまった可能性もあります。

プラグかぶりの処理方法

プラグかぶりが起こってしまった場合には、やり方さえ知っておけば自力で復旧できます。

以下の順序で対処していきましょう。

エンジンを切る
点火プラグのキャップを引いて外す
レンチで点火プラグを外す
プラグがすすで汚れていた場合はワイヤーブラシやヤスリなどで掃除する
濡れたプラグをふき取り乾燥させる
外した点火プラグ・キャップを取り付ける

それでもエンジンがかかりにくい場合は、電極の劣化の可能性があります。その場合は新品にすることでかかりやすくなります。

なお、外したプラグの先端が、少し汚れている程度ではなく真っ黒くススにまみれていたりガソリンで湿っているときは要注意です。より丁寧な清掃あるいは交換が必要になってきます。

除雪機のエンジンを快適に動かすためのコツと注意点

毎年きちんと除雪機を稼働させられるようにするための方法があります。エンジントラブルを起こさないよう、コツを覚えていきましょう。

シーズンオフの前のチェック・メンテナンス

次のシーズンまで保管するときは、以下の項目をチェックしてみましょう。除雪機は思っているよりもボルトやワイヤーに負荷がかかっているものです。また、エンジンオイルの補充具合によっては痛みが起きているかもしれません。

エンジンオイル:交換する
ガソリン:すべて抜く
バッテリー:充電した後に外す
その他:乾燥させて防錆処理を行う

部分でいえばオーガー部、オーガーベルト、シューター、ボルトの点検をしっかり行うとよいでしょう。金属部分のヒビやゴムの損傷、サビなどがないかを確認します。ボルトにゆるみや破損がないかも要確認です。長期保管の前で記憶が新しいうちにきれいにして、万全の状態で仕舞いましょう。

なお、保管時は雨風にさらされない屋内に保管しましょう。風化するとサビが発生しやすくなるだけでなく、全体的に劣化が起こる原因にもなります。

動かす前にチェックしておきたい7項目

いざ雪かきをするために除雪機を稼働させる前に、以下のポイントを点検しましょう。保管目に点検していたとしても、保管時に何か事故が起きていないとも限りません。また、抜いたガソリンをしっかり補充したかどうかも重要です。

エンジンオイル
ガソリンタンク
HSTオイル
オーガー部・オーガーベルト
クローラ
クラッチ
エンジンのかかり

数年に1回はプロの目による点検を入れよう

自分でできるメンテナンス・点検には限界があります。機械について精通していなければなかなか確認しづらい部分や、素人判断がしづらい部分、見落とし、清掃の限界など、プロでないとできないことがあるためです。

そのため、毎年丁寧なメンテナンスを行っていたとしても、数年に1度はプロの整備士に様子を見てもらうとよいでしょう。

あるいは、点検代に充てるのではなく、使い倒したうえで新しい除雪機に買い替えたいという人もいるかもしれません。そういった人には、まだ使える中古の除雪機を購入するという手段もおすすめです。

除雪機の寿命が来たらあぐり家で買い替えを

除雪機がきちんと役目を果たせるようにするためには、適切な手入れと準備が必要です。とはいえ、きちんとしたメンテナンスや操作を行っていても故障は起こるものです。

故障があまりにも頻繁に起こる、あるいは10年以上使っているという場合には、修理に出すよりも買い替えたほうが良いかもしれません。

あぐり家では、まだまだこれからも使える除雪機を中古販売しています。さらに、除雪機を含めさまざまな農機具の買取も行っており、古い除雪機を適正価格で買い取ります。

もともと修理業から発展していったあぐり家では、修理やメンテナンスのコツを熟知しているため、質のいい除雪機を見つけることができるでしょう。

買い替えを検討する場合は、あぐり家にまずは相談してみてください。LINEやフリーダイヤルで気軽に問い合わせが可能です。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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