すぐに上達できる!フォークリフト運転のコツ4つを解説

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フォークリフト

フォークリフトは扱いが難しく、免許が取れたからといってもすぐに使いこなせるわけではありません。いざ使い始めてから、その運転の難しさに困ってしまった人もいるかと思います。

この記事では、フォークリフトの運転がすぐに上達していくためのコツを紹介し、またどうしてうまく運転できなかったのかを解説していきます。

フォークリフトの扱いをマスターして、作業の効率化を目指していきましょう。

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フォークリフトの種類をおさらいしよう

フォークリフトには種類があり、大きく2つに分けられます。

カウンターバランスフォークリフト:運転席の前方にフォークがあり、重心が後ろで安定感のあるタイプです。比較的スピーディな動きも可能です。安定感がある分大きさもあるため、小回りの利きにくさに難があり、広い場所での作業に向いています。

リーチフォークリフト:運転席がなく立って運転することから、乗り降りがしやすくコンパクトなタイプです。小回りは利きやすいのですがその分安定感が低めで、荷物の重さとのバランスを考える必要があります。倉庫など狭い場所での作業に向いています。

フォークリフトの運転が難しい3つの理由

フォークリフトの運転に困る人が多いのは、なぜでしょうか?

そもそもフォークリフトを運転するには免許が必要ですが、その中には実技も入っています。運転免許を取れたのにうまくいかない理由は複数あると考えられるため、自分はいまどんな状態で運転が難しいと感じてしまうのか、ここで見極めてみましょう。

免許を取っただけでは具体的な操作方法が身につかないから

最大荷重1トン未満のフォークリフトを運転するために必要な免許講習では、実技教育が合計6時間しかありません。また、1トン以上の運転免許では行う実技試験も行われないため、圧倒的に免許を取るまでに実機に触れる機会が少ないと言えます。

たった6時間だけだと、理論は理解できてもコツを掴んだりスムーズな動かし方をマスターするには時間が足りないというわけです。

フォークリフトを使うのは、効率的な作業を行うことを目指してのことでしょうから、その水準にすぐに達するには難しいのです。

機種ごとに操作性が異なり、慣れが必要だから

フォークリフトにはそもそも2種類あるということは書きました。あらためて自分が乗っている種類のフォークリフトの特徴を思い出してみましょう。
つい車の運転のような気持ちで作業してしまう、うっかりスピードを出しすぎてしまう、曲がるときのイメージがいつもずれてしまう…そのような経験が何度もあるようであれば、練習あるのみです。

車の運転と同様、理解と慣れは上達の必須項目です。自分の癖やフォークリフトの癖をしっかりと覚えこむことで、運転の難しさを感じにくくなるでしょう。

行うべき操作が多すぎて慌ててしまうから

フォークリフトの操作を行うとき、急げ急げと焦って操作をミスしてはいませんか?あるいはいくつもの操作を同時に行おうとして、危ないと思ったことはありませんか?

フォークリフトの操作は、フォークの上げ下げに方向転換や移動、重量コントロールなど多岐にわたります。慣れないうちは余計に時間がかかり、少しでも時短をしようと焦ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、やたらな同時操作や慌てた操作は、ミスを誘発するだけでなく危険を伴います。慌てずゆっくり、いま自分が行うべき操作に集中していくことが必要です。

フォークリフトの運転が上達する4つのコツ

コツ1:慌てず1つずつの操作を丁寧に行う

フォークリフトの作業はマルチタスクです。荷物の下にフォークを差し込み、バランスを保ちつつ荷物をフォークで持ち上げ、バックなどで移動し、荷下ろしをしていきます。


それぞれ順に、丁寧にしていけばよいのですが、スピードや効率が求められている中では、次を次をと意識せざるを得ないでしょう。しかし、急ぎすぎてはいけません。

慣れないうちは同時にいくつもの動作を行って時短を目指すのではなく、基本に忠実に一つずつ操作を行っていくべきです。それが訓練となり身にしみつくだけでなく、作業の安全性にも寄与するのです。


コツ2:外輪差を意識する

外輪差については、案外忘れがちなポイントかもしれません。一般的な乗用車だと、前輪で方向を調整し曲がることになりますが、フォークリフトでは動作が異なります。同じ四輪ではありますが、フォークリフトでは方向転換は後輪で行うため、曲がる際の起点が違うのです。


方向転換部分が後ろにあるということは、乗用車と比較してより細やかな方向管理が必要になるということです。そのため、急な方向転換をスピードが乗った状態で行おうとすると、想定外な動きをしてしまうおそれがあります。


急な方向転換を行わないということも大事ですが、まずは曲がる際の外輪差を理解していくようにしましょう。


コツ3:ブレーキのクセを把握する

ブレーキの利きやすさが、前進中とバック中で異なるということはご存じでしょうか?前進中よりもバックしているときのほうがブレーキが利きやすくなります。さらに、フォークで荷物を持ち上げているときも 当然ブレーキが利きやすくなります。


ブレーキの利きやすさを把握して、移動の際に役立てましょう。急発進やスピードの出しすぎは禁物ですが、細かい動作を行ったり丁寧な操作を行ったりする際に意識してみてください。


コツ4:リフトの爪を確実に差し込む

フォークリフトの操作で最も肝心と言ってよいのが、リフトの爪の差し込みです。爪の差し込みをしっかり奥まで行うことで、荷物が安定し安全な移動ができます。反対にそうでないと危険です。


しかし、荷物が壊れるのを恐れてしっかり差し込まない、あるいは壁にぶつかるのを恐れて甘めな差し込みになってしまいがちな人もいるかもしれません。荷物が壊れるのはあくまで爪の角度と位置の問題、壁にぶつかって傷がつくのは勢いがよすぎるからです。丁寧で適切な操作を意識することで、上手な操作につながるでしょう。

うっかりやっていない? 危険なフォークリフ

重量オーバーでの荷物リフト・爪の引きずり

フォークリフトでの重量オーバーや貨物の傾きは非常に危険です。積んでいる荷物が崩れてしまう恐れがあり、重大な事故になりかねません。

いくら急いでいたとしても重量制限は守りましょう。さらにリフトの角度には常に気を配るようにしましょう。爪が地面に引きずってしまうのは、リフトが傾いている証拠で、うるさいだけではすみません。水平ボタンというリフトを水平に保つボタンがついている製品であれば、それを活用するとよいでしょう。

急発進や荷物への接触・衝突

これまでにも何度か述べてきたように、急発進や急ブレーキ、スピードの出しすぎは危険です。荷物が滑り落ちてしまうだけでなく、接触事故や転倒になりかねないため、控えましょう。
倉庫などで積んである荷物に接触し、崩れ落ちてくる危険性もあります。慌てず操作をし、安全性を第一に取るのが最終的に効率的な作業につながるものです。

フォークリフトは丁寧な運転をして、買い替え時に高く売ろう!

これまで見てきたように、フォークリフトの運転上達には免許取得からも時間と練習が必要です。焦らず丁寧に操作を行い、事故を防ぎつつ丁寧に扱うようにしましょう。

丁寧な操作とメンテナンスは、寿命を長引かせるだけでなく最終的に機械の価値向上にもつながります。

フォークリフトは中古でも市場があり、少し不具合があるという程度であればまだまだ買い取り業者で買い取ってもらうことが可能なのです。

農機具専門の販売・買取業者であるあぐり家では、フォークリフトをはじめさまざまな農機具を売買しています。

フォークリフトの買い替えや中古での追加購入、あるいはその他機械の売却まで、何でもご相談ください。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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