ハンマーナイフモアの使い方！メリットや種類もまとめて解説

2022/12/19（最終更新日：2022/12/19）草刈り機

ハンマーナイフモアは、草刈機の一つです。広い土地の丈の長い草や硬い草を早く刈り取ったり、野菜などの野菜くずを粉砕したりするのに役立ちます。

この記事では、農作業の効率化にハンマーナイフモアの導入を検討している方や、どう選んでいいかわからなくて困っている方のために、種類や特徴、基本的な使い方やメリットなどを説明しています。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

使い方の前に！ハンマーナイフモアの特徴
ハンマーナイフモアの基本的な使い方
ハンマーナイフモアの草刈機をお得に購入する方法

使い方の前に！ハンマーナイフモアの特徴

ハンマーナイフモアを使うメリット

草刈機の中でもハンマーナイフモアを選ぶメリットは、広い場所で楽して効率的な作業ができることです。

ハンマーナイフモアは、丈の長い草や硬い草をパワフルに細かく粉砕することができます。また、刈り取った草は、細かく粉砕されると土に還元されやすくなるので、わざわざ集める必要がなく作業の効率が上がります。

そのほかにも、ハンマーナイフモアは、野菜収穫後の野菜くずなどを粉砕処理することができます。

ロータリーナイフモア・スパイダーモアとの違い

ロータリーナイフモアは、プロペラ状の刃が回転して草を刈り取ります。プロペラ状の刃は地面と水平に回転し、草をきれいに刈り取ってくれます。

ロータリーナイフモアは、ハンマーナイフモアより刃数が少ないので、刃の交換がしやすく、コスト面で優位ですが、石などの障害物には弱いというデメリットがあります。

スパイダーモアは、畦（あぜ）などの傾斜地や平地で草刈りが可能です。刈刃は、ロータリーナイフモアと同じプロペラ状です。本体が軽く移動しやすいのですが、ハンマーナイフモアよりパワーはありません。障害物がある場合は安定せずに刈り残しが多くなります。

ハンマーナイフモアの種類【自走式・乗用・トラクター】

ハンマーナイフモアの種類には、自走式と乗用式があります。自走式は人がハンドルを握り歩きながら刈り取り操作をし、乗用式は人が運転して刈り取り操作をするタイプです。乗用型は、広大な土地で作業をするときに向いています。

そのほか、トラクターに装着するためのアタッチメントがあります。トラクターに装着するアタッチメントは、取付リンクが２種類あるので、新たに購入する場合はどのタイプのリンクかを確認しておきましょう。

ハンマーナイフモアの基本的な使い方

ハンマーナイフモアを使う前の準備

ハンマーナイフモアで草刈りを行う前に、
・マルチシートや網、支柱などを田畑から取り除いておく
・エンジンを掛ける前に点検する
の2点を行う必要があります。

マルチシートや紐状のものがロータリーに絡むと動かなくなってしまいます。

ほかにも、安全に使用するためにオイル・グリス・燃料などの注油や補充、各部の異常がないかを使用前に点検することをおすすめします。

自走式ハンマーナイフモアの使い方

ハンマーナイフモアのエンジンのかけ方
①燃料コックを下げる
燃料コックをオンの位置に合わせ、スロットルレバーを回します。
②チョークレバーを引く
走行クラッチレバーとナイフクラッチレバーを切ってから、チョークレバーを「閉」に合わせます。
③運転に切り替える
エンジンスイッチを「ON」または「運転」に合わせます。
④リコイルを引く
スターターノブを引いてエンジンをかけます。エンジンが始動したらスターターノブを戻します。エンジンがかかったらチョークレバーを戻し、「開」に合わせ暖気運転を行います。

ハンマーナイフモアの走行方法

①ギアを入れる
エンジン始動後に変速ギアを作業用位置に、ギア抜けがないように確実にいれます。変速レバーは、移動用の高速を使わないように注意しましょう。
②走行クラッチを入れる
アクセルをふかして走行クラッチを入れると発進します。
③進路変更する
旋回したい側のサイドクラッチレバーを握ると旋回します。

基本的な使い方を説明しましたが、実際に使用する際は、必ず取扱説明書で確認してください。

ハンマーナイフモアを使うときのポイント

畝に沿って刈る

ハンマーナイフモアは、盛り上がった畝に沿うように刈ります。平坦な地面で威力を発揮する一方、刈刃位置が動くためにデコボコした地面はうまく刈り取りができません。機種の幅に合わせて畝間を作ると作業が楽になります。

草が絡まってきたら一旦バックする

草が絡まってきた場合は、一旦バックします。草が絡まってしまうとエンストする場合があるからです。草が詰まらないように時々機体前方を浮かせながら進むと絡みにくくなります。速度が早すぎて、刈り取りがうまくいかない場合は低速ギアを試します。

また、ナイフクラッチを入れるときもエンストを起こしやすいので、アクセルをふかしてゆっくりクラッチを入れましょう。

ハンマーナイフモアの草刈機をお得に購入する方法

ハンマーナイフモアは、面倒な草刈りを楽にあっという間にできるので、とても便利です。新品購入を検討しているが費用が心配と思っている方は、いらない農機具を販売し、それを原資に中古農機具を購入する方法を検討してみてはいかがでしょうか。

あぐり家では、プロ整備士がいるので古くなった農機具でも買取が可能です。農機具の専門家がいると、操作説明はもちろんですが、整備や修理の相談が可能なので安心です。また、無料で見積もりを実施し、安心して中古農機具の販売・購入ができます。

農機具を査定に出す際に役立つコツや、査定の流れなどをさらに詳しく知りたい方は、下記ページを参考にしてみてください。

この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス　営業本部
桑原翔
（Kuwahara Tsubasa）
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS（クラウド）のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。

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