管理機を手放そうとするとき、どこに依頼すればいいのか?、適正な買取金額なのか?と疑問や不安をお持ちの方がいらっしゃると思います。農機具のプロ「農機具ランドあぐり家」が買取依頼の流れ、高額買取のポイント、買取金額が下がる注意点について解説していきます。手放すことを検討中、すぐにでも売りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
買取依頼の流れ
買取依頼が初めての方は「どのように申し込めばいいのか」、「どの業者が買取金額高いのか」と色々疑問をお持ちだと思います。
納得のいく取引にするには複数の業者に相見積もりを依頼することが重要です。
①複数の買取業者を選定する。
②各業者に見積査定を依頼する。
大体の業者は電話・インターネットから申込みを受け付けております。
③納得のいく金額を提示した買取業者に出張買取を依頼する。
④出張買取当日、最終的な買取金額が提示される。
この時、実際に農機具を見て査定をするので、見積査定金額から変動する場合があります。
⑤最終的な買取金額に納得できれば買取成立となる。
⑥買取金額は即日お渡し、銀行振込みとなる。
高額買取になるポイント
①メンテナンスしている
手入れが行き届いている管理機は状態が非常に良いです。使い終わった後に付いている泥や土は除けておく。回転軸に絡まった草やわらは取り除く。1カ月以上使用しない管理機はガソリンを抜いておくこと。タンク内だけではなく、ブレドンを引きキャブレター内のガソリンも取り除く。ひと手間かかりますが、メンテナンスが行き届いている農機具は高額買取につながります。
②屋根付きのところで保管する
ブルーシートをかけるのみで屋外に置いてありませんか?やはりシートをかけていても屋外なのでサビなど劣化が早くなります。雨風がしのげる屋根付きの場所に保管すると、サビも少なくよい状態が保てます。
③アタッチメントを残しておく
管理機は耕すだけの農機具ではないです、アタッチメント(作業機)を取り付ければ、できる作業が増えます。畝立てができる培土機、除草ができるスパイラルローター、畝にマルチを張ることも可能です。管理機にアタッチメントが付属で付いていると、買取金額もアップします。
買取額が下がる注意点
①エンジンがかからないこと
エンジンがかからないと最悪の場合、買取金額がつかなくなります。管理機は新品でも農機具の中では安価な方です。買取業者は買取った後に修理をしますが、エンジン回りのトラブルは修理の手間や部品代がかかります。売価が見合わなくなるため、買取金額がつかなくなる可能性があるのです。そのため、日頃からメンテナンスを心がけましょう。
②国内メーカーのものではない
国内の農機具中古市場では日本メーカーの需要がダントツにあります。そのため海外メーカーの管理機は値が付きにくいのです。クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱農機、オーレック、共立であることが望ましいです。
③長期間放置している
長期間放置された管理機は使用されていないため、サビやガタが出やすくなっています。「いつか使うかもしれないから、置いておこう」と放置せずに、なるべく早く売りに出すことをおすすめします。管理機に限らず農機具全般にあたることです。
まとめ
買取に出す前の日常メンテナンスが買取金額に直結します。毎回使った後に掃除をするのはとても手間がかかりますが、管理機を長く使えますし、買取に出すときは高価買取が期待できます。
また、売ろうと決めたら複数の買取業者から相見積もりを取りましょう。管理機は売りに出すのなら買ってから10年以内に出しましょう。時間がたつほど価値が下がってきます。
株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔
(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。